今年のまとめ
2019年もあと1時間で終わりなのですが、今年は本当に色々濃かったのでそれをまとめようと思います。オ〇ニー記事です。
去年の11月くらいから他の仕事を少し減らして、絵を頑張っていこうと思ったので、年間通してずっと絵を描いていました。
負けることが嫌いで、やり始めたら妥協が出来ないのは僕の良いところであり悪いところでもあると思います。
最初はとにかく枚数を描こうと思って制作時間10時間くらいの絵を量産していました。
前にいた会社がPhotoshopで制作することが多く、ほとんどクリスタが初めてだったのでクリスタに慣れること、そして大学生くらいから去年まで俗に言うヲタク系デジタルイラストをほとんど描いていなかったこと、それらを踏まえて大作を仕上げるよりも技術の研鑽を目的として制作していました。
3月に祖父が亡くなりました。
僕はこのとき、仕事を減らしていることもあり、言いようのない焦りを感じていました。今もその焦りを感じています。
祖父が亡くなるというのに、例えば「じいちゃん今度僕のイラストはこんなところで使われるんだよ」とかそういうことも言えず、何も祖父を安心させてあげることが出来ないことがすごく悔しかったです。
祖父は最後に会ったとき「元気でな。がんばれよ。」と言ってくれました。
絵の仕事は実績もフォロワー数もない僕には絶対に回ってこないので、とりあえず何か賞を取ろうと決心しました。
少しでも何か良い賞を取ろうと思ってFGOイラコン3に応募することにしました。
FGOイラコン3は、絶対に何かの賞をもらうこと、出来ればTYPEMOON賞をもらうことを決めて制作しました。
まずは過去の分析をしました。
僕が感じたことは「現在のFGOを反映したイラスト」が賞をもらっているということでした。これからのFGOを表現するため、クリプター4人を必死に描き、FGOの象徴であるマシュをメインに据えた絵を描きました。
絶対に賞をもらうことを決めて制作に励んでいるとき、嫁がヘルニアになって立てなくなりました。
嫁は今でも僕の絵にアドバイスをくれます。同じ大学で勉強していたこともあり、嫁も絵が描けるので「自分と似たレベルのデッサン力を持つ人がアドバイスをくれる」というのはすごく大きなことです。
ヘルニアで寝ている嫁に絵を見せて、ここどうしたらいいかなぁ?と相談しながら絵を完成させていきました。
嫁が入院しても僕は賞が欲しかったのであまり見舞いにも行かず、悪いことをしたなぁと思っています。嫁ちゃんごめん。
7月にFGOイラコン3の発表がありました。
結果はFGO賞でした。簡単に言うと上から2番目の賞です。
FGO賞をとったので少しはフォロワーとか増えるかな?と思っていたのですが、lack先生、ワダアルコ先生がRTしてくれるまでRT5、Fav15とかでした。
この出来事は本当に今でも思い返してモチベーションになっています。2人が少しでも僕の絵を、僕の全力を認めてくれたことが嬉しかったです。
絵を描いていてよかったと思いました。
何かしらの実績がとりあえず欲しかったので、その目的が達成されたことはすごくうれしかったです。
けれどFGO賞では目立つところに飾ってもくれず、FGO賞から仕事につながることはなかったです。現在もヲタク系のイラストの仕事はまだ来ていません。誰か仕事ください、頑張ります。
9月に祖母が亡くなりました。
僕は真性のばあちゃんっ子で、ほとんど祖母に育ててもらいました。
ここ5年くらいは寝たきりで、ボケも進んでいてほとんど話すことも出来なかったのですが、会うたびに何かしらの反応をしてくれるのが嬉しくて、実家に帰ったときはほぼ毎回お見舞いに行っていました。お見舞いの帰りは何も出来ない祖母を見るのが悲しくて、元気だったころの祖母を思い出して泣いてしまってました。
祖母が亡くなったとき僕は家で寝ていたのですが、家のチャイムが鳴りました。
出てみたのですが誰もそこにはおらず、イタズラかな?と思ったのですが、あれは祖母だったのだろうと思っています。
このマンションに住んでからそういうことが起こったのはこの1回だけでした。
祖母が亡くなったとき「僕はこの人の人生を全部もらったんだなぁ」と感じました。
そして大晦日の今日、嫁の祖母が亡くなりました。
嫁の祖母は、嫁と付き合っていた頃から優しくしてくれて、本当の孫のように僕と接してくれました。
寝たきりになったとき「嫁をよろしくね」と言ってくれていました。
今年は、ひ孫の顔を見せてあげられなかったことが本当に悔やまれる1年でした。
子供はイラストでもう少し仕事が出来るようになってからと考えていて、それは曲げることはないんですが、早く売れたいなと思う気持ちは日を追うごとに強くなっています。
冬コミは一般参加で参加したのですが、壁サークルやシャッターサークルに並んでいて、もっと好かれる絵を描きたい。このサークル主のように、誰かの1番になっているイラストレーターになりたい。と強く感じました。
夏コミのとき、11時くらいに1人買ってくれた方がいたのですが、その人のことを思い出します。11時にサークルに来てくれるというのはすごく大きな意味があると思っています。本当にありがとうございました。
今年は本当にいろんなことがあって、つらかったです。そして毎日、言いようのない焦りを感じています。
来年も、誰かの1番になることを目指して頑張ろうと思います。
僕の絵はこんなもんじゃないはずなんだ、もっと熱狂していい、という何とも思いあがったことを考えて、今日も明日もこれからも絵を描きます。
課題は色々と見つかっているので、1つずつ改善するのみ、進むのみ。