kainownの絵について思うこと

色んな発見を書き留めておく

初めての商業イラストを描いた話

Vtuberアルランディスの歌ってみた「め組のひと」のイラストを提供させて頂きました。

www.youtube.com

 

9/8公開なので、是非見てくださいませ。

これがおそらく僕の初めての商業イラストの依頼で、このイラストを手掛けたことは一生忘れないと思います。

 

 

このイラストの話が来るまで、僕は自分のイラストに自信がありませんでした。

クオリティはまぁそこそこ良いとは思うけど上には上がいて。

Twitterなんかでバズるようなこともなく。

FGOイラコン3でFGO賞は頂いたけど、だからといって何かの仕事に繋がるわけでもなく。

このまま評価されることはなく、一生終わっていくんじゃないかと思ってました。

 

そんなときにお話を頂きました。

「アルランディスの歌ってみたを活動1周年記念で出すので、イラストを描いてほしい」とのことでした。

 

最初に抱いた感想は「何で僕!?」です。

Twitterには無限に絵が上手い人がいっぱいいるし、自分のような特に実績もなくTwitterのフォロワーが多いワケでもない人に依頼してくれた理由が分かりませんでした。

これは大きな大きな、喉から手が出るほど欲しかったチャンスで、受けない理由なんか一切なかったです。

 

とりあえず受けることを決めて、そんなこんなで打ち合わせをすることになってそのときにどうしても気になって聞いてしまいました。

 

「どうして自分だったんでしょうか?」

担当の方はこう答えてくれました。

「タレントの推薦でした」

 

それを聞いたあとも淡々と打ち合わせをしたのですが、その打ち合わせ中ずっと嬉しくて嬉しくて泣いてしまいそうでした。

活動1周年の歌ってみたというのはどう考えてもVtuberにとっては晴れ舞台です。

「僕のイラストを晴れ舞台のパートナーに使ってくれる人が存在する」ということが本当に想像すら出来ていなくて、そんな人がいた事実がめちゃくちゃ嬉しくて、同時に名誉なことだと思いました。

初めて今まで描いてきたイラストを認められたような気がしました。

 

 

当時の僕はVtuberについて詳しいとは言えず、その文化そのものを勉強するところから始めないといけないので、それから色んなVtuberの配信を見まくりました。

多分アルランディスさんの配信を一番見たのですが、他のVtuberもめっちゃ見ました。

どうあってもこのイラストを最高のものにしたい。それだけ考えて死ぬほど勉強しました。

流行ってる理由、面白い部分、キャラクター性など、そのへんが自分の中でなんとなくわかってきて、少しずつイメージが固まっていきました。

そんなこんなで、めっちゃ頑張って描いたイラストです。

 

 

 

僕は今でも自分のイラストは世界から必要とされていないんじゃないかと本気で思っていて、それでも必要とされたくて、毎日死ぬほど頑張って絵を描いています。

まだまだ勉強するところなんかもあると思います。

けど、それでも、アルランディスさんの歌ってみたの動画を担当させてもらったというのは自分にとってかけがえのない財産で、大きな転機になっていて、少しだけイラストに自信を持てました。

 

 

 

僕はアルランディスさんのことを勝手に恩人だと思っています。

初めて僕のイラストに自信を与えてくれた人です。

何の実績もなく、フォロワー数が多いわけでもない僕のイラストを好きだと言ってくれて本当にありがとうございます。

 

 

大事な動画のパートナーに選んで頂けたこと、本当に感謝しています。

アルランディスさん、改めて本当にありがとうございました。

またお仕事が出来るように、死ぬほど頑張って画力上げときますね。

 

 

 

余談ですけどアルランディスさんと一緒にやってみたいゲームはAPEXです笑