良い絵になるために考えたこと
昨日の記事の続きです。
昨日良い絵の基準は
・構図が決まっていること
・自分にない発想で描かれた絵であること
と定義したので、それにより近づくために色々と考えてみました。
自分で何かを発信するのがイラストレーターで、発信するものは出来れば新しい価値観であることを求められます。
なので見る側に立ったときに”自分にない発想で描かれた絵”が良い絵に定義されます。
そこで僕の絵を振り返ってみたら・・・
僕の絵って新しい価値観というより「僕の絵って良く描けてるでしょ?」しか発信していないことに気付きました。
普段Twitterやpixivを見ていて、「この人おっぱい好きなんだろうな」とか「この人おなか好きなんだろうな」などを感じることは多々あるのですが、僕の絵には特にそういったフェチズムもなく、
そして「このキャラが〇〇してるところかわいいでしょ!」とか「こういうキャラが〇〇してるのが僕は好きです!」のような発信もなかったので、当然と言えば当然なのですが・・・
何故このような歪な形の絵描きが生まれたのかというと、
「頭の中を見せるのがハズカシイ///」
というだけなんですよね・・・
でも絵を描くという行為自体は面白いと感じていて、良く描けてる絵を生む研究というものは永遠に出来るというなんとも難しい生命体が僕なんですよ。
リアルにないものを写実的に魅せるだけだったらそれこそCGや写真合成で良いわけなので、みんなが「絵」に求めているのはグッとくるシチュエーションだったり、想像もつかないような世界であったりというものな気がします。
ぼくの課題は妄想力だということはなんとなく見えてきたので、もっと努力して妄想してみます。
ちなみに「みんなが欲しいシチュエーションを分析して絵にする」というルートもあるのかなと思ったけど、オンリーワン感が薄れて微妙なんかなぁ。