笑顔をやめようと思う
昨日、lack先生の有料配信でイラストを添削してもらいました。
https://freshlive.tv/lack/277084
僕の添削だけではなく、他の人の添削もめっちゃ勉強になるので是非どうぞ。
lack先生の十八番のライティング、描き込みの情報量のコントロール含め、めちゃくちゃ勉強になったのですが、
何より一番は「僕には個性がない」というのが一番の課題でした。
個性、作家性、アイデンティティ、独自性、などなど、めちゃくちゃ色々と言い方はああります。
僕はこれが課題なんだと薄っすらとは感じて日々制作をしていましたが、改めてlack先生に指摘してもらったという感じですね。
前回のブログでもチラッと書きましたが「良い絵と良く描けてる絵」が違うという話に近い何かだと思います。
https://kainown.hatenablog.com/entry/2019/10/07/102826
僕は自分のことに関して無関心過ぎたのかもしれません。
僕にとっての常識、世界の認識は多分すごく歪んでいて、それを世間に出すことをやっぱり躊躇っている意識があります。
昨日添削をして頂いたあと、眠れなかったので朝5時くらいまで考えていたんですけど、僕は女性キャラクターの笑顔というものにすごく嫌悪感があります。
自分に対して、そんな笑顔を見せてくれる女性というものを想像出来ないのです。
むしろ不快感を多く感じます。
つまり、今回添削に出したイラストだった場合、「お姉さんと出会った瞬間」ではなく、「お姉さんと出会って公園で話したりするようにはなったけど、何かしらの出来事でお姉さんに失望された瞬間」を描くのがおそらく正解でした。
僕にとって他人は冷たいもので、特に女性は自分にとって好意を向けられることが前提の対象ではないです。
ネガティブここに極まれりって感じなんですけど、このネガティブさをもっと前面に出すことが作家性なのかなと思いました。
そのネガティブが多くの人の共感を生むかどうかは分からないですが、現状の無味無臭よりマシだと思うのでやってみようと思います。
無味無臭の絵って、名前が出ないお役所的なイラストではウケたりはするんですけど・・・僕がやりたいのはそっちではないので。
lack先生は動物を可愛く描けると強いとおっしゃってくれていましたが、僕は動物を可愛いと思ったことがないので、これは僕にとっては良くない方向だと思いました。
自分の思想を抑えることをやめて、むしろ発信していこうと思います。