色んな添削を受けた話
最近色んな添削を受けました。
色々と絵を見てもらうアプローチはしているんですけど、やっぱり少しお金を払うだけでTOPtierのイラストレーターさん達に絵を見てもらえて意見を貰える有料配信は、僕のような駆け出しには本当にありがたいです。
個人的に有料配信の添削って、その先生が何を一番重視して絵を描いているかが浮き彫りになるものだと思ってるので絵を描いてる人は色んな配信を見ることは損ないと思います。
少なくとも500円や1000円で得られる知識の量、質ではないので、お財布と相談して可能な限り多くの配信を見た方がいいです。
受けた順番で少しずつ話をしていきますね。
まず先週受けた、かかげ先生の有料配信です。
かかげ先生は「おはクロ」とか「マッドロゼッタアーティスト」で有名な人ですね。
個人的な主観ですが、かかげ先生は僕よりも「SNS映え」や「人体デッサン」に重きを置いて絵を描いていそうなのは配信を見て伝わってきてます。
SNSで数字が欲しい!っていう人には最初に少し覗いてみるのを勧めます。
内容は詳しくは配信内で確認してくれって感じなんですけど、最初に
「来たとき上手すぎてヤベエ!って思ったので先にやっておきました!」
っていう感じで過剰に褒めてくれました。。。
アルランディスさんのときにも言ったんですけど、僕は本当に絵で褒められた経験がほとんどないので、すごくびっくりしました。
簡単に言うと課題は「顔」でした。
昨日受けたのはlack先生の配信です。
lack先生に添削を受けるのは2回目で、前回に添削を受けた記事は過去記事にあるので興味あったら読んでみてください。
これも個人的な主観なんですが、lack先生は自分よりも「ライティング」や「絵の演出方法」、「構図」など「どう絵を作るか?」ということに重きを置いている気がしてます。
ちなみにこれも個人的な意見なのですが、僕の知る限りの有料配信の中で最もレベルが高い作品が集う場所だと思ってます。
内容は各自Youtubeなりで有料会員になって確認してください。
そんなlack先生に頂いた課題は「絵の演出方法」と「絵柄(すなわち顔)」でした。
ただ、前回と違う箇所としては「絵を描く力そのものはプロとしてやっていけるレベル」という言葉を頂けました。僕にとって1番認めて欲しかったlack先生からこの言葉を聞けたのは本当に嬉しかったです。
ちなみにYoutuberとしても有名なさいとうなおき先生の添削第一回は実は僕の絵だったのですが、その添削でも課題は「顔」でしたね。。。
著名な方々がこれだけ揃って言うなら、僕の絵の弱点は顔なんでしょうよ!
正直顔に関しては理屈じゃないところが多い気がしていて、苦手意識はあります。
完全に3Dで把握すれば良いというものでもなく、すごく難しいです。
けど、ここさえクリア出来たらTOPtierの最後尾に足を踏み入れることが出来る場所までやっと来れたのだと思います。
最近自分の絵の評価が変わってきているのも少しずつ感じています。
この2年間、趣味だったゲームもやめて、仕事も少し減らしたりして絵にオールインし続けてきました。ようやく、ちょっとだけ前に進んだみたいです。
イラストレーターってすげえという話
Twitterでしこたま宣伝してますが、上の動画のイラストを担当させて頂きました。
僕のヲタク系イラスト商業デビューになった作品です。
この動画はYouTubeのプレミア公開(動画が公開された瞬間にみんなコメントしながら一緒に見るやつ)をしていたので、もちろん駆けつけて見ていました。
イラストカッコ悪いとか言われたらどうしよう・・・みたいに考えてしまい、緊張で1回トイレで吐いて臨みました。
ちなみにコミケのとき、アルランディスさんのパパであるlack先生にご挨拶をしたときは2回吐いたので、それよりは緊張してないとも言えます(嘔吐算)。
いざ始まって、めっちゃビックリしました。
コメントで今まで絵を描いてきて受けたことのない量の賞賛が書かれていて、脳がどう処理していいのかとバグりました。
こんなに褒められることある!?ってくらい。
イラストレーターってファンの人たちにこんなに喜んでもらうことが出来る仕事なんだと初めて実感しました。
同時に、クソなイラストを出してしまった場合は逆にこの量の非難を浴びることにもなるんだなと戦慄しました。
このプレッシャーの中で1枚1枚戦ってるんだなぁ。。。というのを初めて体験出来た気がしました。
今回は勉強の甲斐あってファンの人たちにも喜んで頂けたので本当に良かったです。
このイラストは本当に人事を尽くしたと思ってます。
出来ることは多分全部やったと胸を張って言えます。
告知用イラストも描いて、たくさんの背景の小物やロベルさん、オウガさん、シノヴさんも描いて、少しでも話題が出来るといいなと思って本当は隠しておきたかった受注したときの裏話もブログで書きました。
歌ってみたが少しでも話題になってほしいと思って、必死に。
賞賛の温かいコメントを見て、少しはみんなが努力を認めてくれたような気がして、救われたように感じました。
僕のイラストにも少しは価値があるんだと思えて、安心しました。
今まで歩いてきた道は多分間違っていなかったんです。
この人事を尽くす姿勢はパパであるlack先生から学んだもので、ただイラスト1枚描いて渡して終わり!というより、そのコンテンツの繁栄こそが回りまわって自分の為にもなる、という考え方です。
そんなlack先生の息子のアルランディスさんを描かせてもらえて、本当に良かったです。
僕は運が良いと思います。
1周年配信を最後まで見ていて、最後にlack先生からアルランディスさんへの1stアニバーサリープレゼントとしてイラストが贈られました。
そのイラストを見て「やっぱりlack先生ってすげーんだなぁ」と感心しました。
別にイタリア写真だけでもいいじゃないですか。それに加えてイラストを描いてくるっていうのはイラストレーターを目指す人は全員マネをするべき姿勢だと感じました。
すげー!と思ってRTしたんですけど、RTをしてしまったが故に自分のアルランディスさんとlack先生のイラストが並んでしまいました。
それを見て、悔しいけどやっぱりまだまだクオリティで負けてるなぁと思ったんですよね。
この姿勢を何年も続けてきてて、これからもおそらくやっていくlack先生に追いつけるか分からないですけど、このlack先生を目標に僕は今日この日のことを糧に頑張っていくんだと思えました。
「今まで絵を描いてきて受けた賞賛の総量×10」くらいを一瞬で受けて脳がまだ処理しきれていないですが、向こう5年くらいは誰に褒められなくとも絵が描けそうです。
嘘です。たまにでいいんでやっぱりちょいちょい褒めてください。
初めての商業イラストを描いた話
Vtuberアルランディスの歌ってみた「め組のひと」のイラストを提供させて頂きました。
9/8公開なので、是非見てくださいませ。
これがおそらく僕の初めての商業イラストの依頼で、このイラストを手掛けたことは一生忘れないと思います。
このイラストの話が来るまで、僕は自分のイラストに自信がありませんでした。
クオリティはまぁそこそこ良いとは思うけど上には上がいて。
Twitterなんかでバズるようなこともなく。
FGOイラコン3でFGO賞は頂いたけど、だからといって何かの仕事に繋がるわけでもなく。
このまま評価されることはなく、一生終わっていくんじゃないかと思ってました。
そんなときにお話を頂きました。
「アルランディスの歌ってみたを活動1周年記念で出すので、イラストを描いてほしい」とのことでした。
最初に抱いた感想は「何で僕!?」です。
Twitterには無限に絵が上手い人がいっぱいいるし、自分のような特に実績もなくTwitterのフォロワーが多いワケでもない人に依頼してくれた理由が分かりませんでした。
これは大きな大きな、喉から手が出るほど欲しかったチャンスで、受けない理由なんか一切なかったです。
とりあえず受けることを決めて、そんなこんなで打ち合わせをすることになってそのときにどうしても気になって聞いてしまいました。
「どうして自分だったんでしょうか?」
担当の方はこう答えてくれました。
「タレントの推薦でした」
それを聞いたあとも淡々と打ち合わせをしたのですが、その打ち合わせ中ずっと嬉しくて嬉しくて泣いてしまいそうでした。
活動1周年の歌ってみたというのはどう考えてもVtuberにとっては晴れ舞台です。
「僕のイラストを晴れ舞台のパートナーに使ってくれる人が存在する」ということが本当に想像すら出来ていなくて、そんな人がいた事実がめちゃくちゃ嬉しくて、同時に名誉なことだと思いました。
初めて今まで描いてきたイラストを認められたような気がしました。
当時の僕はVtuberについて詳しいとは言えず、その文化そのものを勉強するところから始めないといけないので、それから色んなVtuberの配信を見まくりました。
多分アルランディスさんの配信を一番見たのですが、他のVtuberもめっちゃ見ました。
どうあってもこのイラストを最高のものにしたい。それだけ考えて死ぬほど勉強しました。
流行ってる理由、面白い部分、キャラクター性など、そのへんが自分の中でなんとなくわかってきて、少しずつイメージが固まっていきました。
そんなこんなで、めっちゃ頑張って描いたイラストです。
僕は今でも自分のイラストは世界から必要とされていないんじゃないかと本気で思っていて、それでも必要とされたくて、毎日死ぬほど頑張って絵を描いています。
まだまだ勉強するところなんかもあると思います。
けど、それでも、アルランディスさんの歌ってみたの動画を担当させてもらったというのは自分にとってかけがえのない財産で、大きな転機になっていて、少しだけイラストに自信を持てました。
僕はアルランディスさんのことを勝手に恩人だと思っています。
初めて僕のイラストに自信を与えてくれた人です。
何の実績もなく、フォロワー数が多いわけでもない僕のイラストを好きだと言ってくれて本当にありがとうございます。
大事な動画のパートナーに選んで頂けたこと、本当に感謝しています。
アルランディスさん、改めて本当にありがとうございました。
またお仕事が出来るように、死ぬほど頑張って画力上げときますね。
余談ですけどアルランディスさんと一緒にやってみたいゲームはAPEXです笑
個性の先にあるもの
Netflixオリジナル番組で「ネクストインファッション」というのがあって、それを見ました。見始めた理由はなんとなく。
簡単に概要を説明しないと全く意味が分からないと思うので、ちょっと説明しますね。
若手デザイナーの中で頭角を現しつつある人たちを世界中から18人集めて、課題を出します。例えば「スーツ」とか「ミリタリー」とか。そして実際にモデルに着せてランウェイを歩かせ、1位とビリを決めます。
ビリは脱落、その後の番組出演権を失います。最後まで残った1人には25万ドルの賞金となんか有名な海外の高級ブランド専門のネットショップで自社ブランドを販売する権利を贈呈!みたいな感じです。超天才若手デザイナーによるバトルロワイヤルです。
「ネクストインファッション」というタイトルにもある通り、次の時代のファッションがテーマで、商業的なものよりもアートとしてのファッションの提案を求められます。
どこかの店に並んでいそうだったり、どこかのランウェイで歩いていそうなものはNGです。
やりつくされた「スーツ」というジャンルでも、スーツとしての機能は持たせつつ新しい提案を求められます。
元々の専門が「メンズの下着」でも「スポーツウェア」という課題を出されると取り組まなければなりません。
そんな感じで色々な課題をこなす人たちを見ていたのですが、本当に個性がすごいんですよ。
僕はファッションに関しては完全に門外漢で、服に拘ったことはほとんどなく、そもそも今は家から出ないので、オシャレをしようと思ったこともないです。
けど、そんな僕が見ても、ランウェイを歩くモデルを見たら誰が作った服なのかが分かる。そして主張がある。これって本当にすごいことだなと思ったんです。
この世界観というか、主張というか、提案というか、それが僕の課題なんだけど、この番組を見るだけで色々学べたのでネクストインファッションは良いぞ・・・・
少なくとも、「誰が描いた絵」かっていうの見た瞬間に分からせるようにしないといけないですね。
それが今回この番組を見て「提案」から逆算して作るものなんだということが判明しました。すごい収穫。
ついでに僕が好きなデザイナーのブランドを置いておきますね。
ダニエル。彼の服は全てフォーマルでまとまっているんだけど、そのどれもに遊び心があってカッコイイ。
チャールズ。服の仕上がり、布の立ち方が本当に上手い。完成度が頭抜けて高い。
アシュトン。どの課題でも全部モノトーン。もうビヨンセが着る服なんかも手掛けてるんだとか。
DeToNatorのボスに「イラストレーターで売れたいんだけどどうしたらいいですか?」と聞いた話
僕はDTNの配信をよく見ます。
OverWatchが出た頃、StylishNoob氏のキャラ解説動画を見たんですけど、そこからずっとDTNのファンです。APEXの3BRも毎日楽しみ。
別にチアーした金額がすごいとかそういう話ではないんですけど、少しでも支援になればいいなということで、少し前まではスティールシリーズのデバイスを使っていて、今はロジクールのデバイスを使っていて、今このブログを書いたりお絵描きしたりゲームしたりするPCもサイコムで買ってます。
それ抜きでもサイコムは本当に良いぞ!!すごいぞ!!配線きれい!
少し前にDTNのボスの雑談配信をなんとなく見ていました。
https://www.twitch.tv/detonator_ch
ボスの配信は特にゲームの情報や攻略が流れてくるわけではなく、簡単に言ってしまえば自己啓発に近いような内容なんですけど、ボスの話し方が上手ですごくすんなり入ってくるんですよね。
そんな配信をボーっと見ていて、ふと思い立ってコメントをしてみました。
「イラストレーターとして売れたいんですけど、どうしたらいいと思いますか?」
今思うと全くボスに聞くような内容でもないんですけど、ある意味同じ芸事で成功している人に聞いてみたかったんです。
ボスの配信はすごい量のコメントが流れていて、読んでくれるかどうかは正直運もあるし、ボスの話のノリ具合を見極めて一息ついたタイミングで打ってみたりしたんですけど、ボスは僕のコメントを読んでくれました。
「それはチャンスが来るのを待ちながら、準備をするしかないね。売れたときのために真剣に準備をしてください。」
とのことでした。
聞いた瞬間は正直「チャンスがいつ来るか、そもそも本当に来るのかどうかわかんねーよ!」と思いましたが、その後ボスはこう続けました。
「苦しいかもしれないけどね。そういう期間はあるものだし・・・もしも何か進展があったら報告してくださいね!」
それを聞いたときに「あ、ボスにもそんな期間があって言ってくれたんだ」と感じました。(あったかは知らないけど)
そのときに「もしも今売れてしまった場合、実力が足りなくて長続きしないかもしれない」って素直に思えて、準備を、基礎を頑張ろうと思って今に至ります。
いくらプロゲーミングチームが人気商売の側面もあるとはいえ、まさか見ず知らずのコメント1つ打っただけの他人をそんなに気にかけてくれるとは思わなくて、胸が熱くなるような感覚でした。
それから落ち込む度にボスの一言を思い出して自分を奮い立たせています。
売れるつもりで毎回描くけど、もし今回認知されなくても自分の経験値になるのでオールオッケーという永久機関理論です。
ボスは覚えてないかもしれないけど、何か起こったら報告に行きます。
何が起こったら報告するのか分かんないけど。
そんなこんなで今日も絵を描いています。
何故この話を思い出したかというと、最近作業中にDTNのKHさんの配信をよく見ているんですけど・・・
KHさんのポジティブ具合がすごいんですよ。本当にすごい。真似できない。
僕みたいな素人が「コイツあからさまにCやってんな・・・」と思うような敵が相手でも、「こんな安全地帯外まで執拗に追いかけてくるメリット何もないのに、追いかけてくるのって普通に考えたらゴースティングだろ」って思うような相手でも、絶対に折れないんですよ。
負けも勿論あるんだけど、死ぬ最後の最後までチームのために出来ることは無いか考えて模索して、毎試合終わったら反省会をしているんですよ。
どんなにやらかした味方を見ても「ナイスファイト」と言ってからゲームを退出します。
聖人かよ。本当に真似できない。僕だったら暴言吐いちゃう。
「そりゃあこの人はゲーム上手くなるよなぁ」と思うんですけど、そのときに僕もKHさんのようなスタイルで絵に向かい合わないといけないな、と改めて感じたんです。
別に配信を見ていなくてもそういった気持ちで絵を描いてはいましたよ?
それでも「この絵のここ、描くのめんどくさいしこれでいいかな」と思ったときに、作業用BGMのKHさんが「ナイスファイト」と言ってるのを聞くと
「こんなとこで妥協して上達するワケねーだろ!!!」と思って自分を戒めるのです。
線画を改善したい4
最近仕事が尋常じゃなく忙しかったので休憩してたんですけど、線画の練習再開しました。
ラフに描いた線でもちゃんと重心まで表現することを目標にしています。
もっと高みに行かねば・・・
キャラに線画は確定なんですけど、背景に線画を描くのか完全に厚塗りでいくのかはちょっと考えていかないといけないなと思ったのでこれから考えてみます。
ブルーピリオドを読むと辛い記憶が蘇る
ブルーピリオドっていう漫画に最近すごくハマってます。
東京芸大の油画受験マンガというなんともニッチで読んだことのないジャンルの漫画なんですけど、僕は一応タマグラ卒業生なのでこの漫画で起こっていることは大体経験したことがあります。
予備校の講評で泣く人がいるのも事実だし、受験に受かるためのデッサンなんていうのもすごく身に覚えがあります。
僕の場合、めちゃくちゃ田舎の弱小予備校だったので、タマグラを受験した人は僕しかおらず誰かと比べられるようなことはなかったし、比べられるような似た実力の人もいなかったんですけどね。
↓以下7巻ネタバレアリ
6巻までで受験編が終わり7巻から入学するんですけど、
やっぱり読んでて芸大の油に現役で合格する人はどんなアホみたいな量の努力をしたとしても天才だと思います。
僕も現役で合格して、名門と呼ばれるところに行ったので分かるんですけど、浪人して合格した人ってめっちゃ上手いんですよ。
この差が埋まることがあるのか、本当に悩んでしまうくらい差がある。
自分の作品と向き合う時間が少なかった分、作家性や個性も弱く感じる。
そして同級生の現役合格者は理由は分からないけど漏れなく天才(に見えて)、強烈な作家性があってブレがない。
わかる・・・わかるよ八虎くん・・・
僕もそっち側だったよ・・・・
そんな主人公の八虎くんが、油画の教授に言われます。
「酷いな・・・講評しなくていいよね?」
胃が痛い・・・・胃が痛いよ・・・苦い記憶が蘇るよ・・・
僕の場合、描画系の授業は1~4年まで某A先生に見てもらったんですけど、その先生が僕の作品に何かコメントをくれたことは数えるほどしかなかったと思います。
前述のようなコメントすらなく、無言で点数をつけられるだけ。
講評をもらうために必死で作品を作りました。
でも僕の実力では講評を貰うまでのレベルには辿り着けず、コメントをくれたのは数回だけ、のような感じでした。
(ブルーピリオドの教授みたいに制作時間にアドバイスをくれるようなことはなく、講評の時間に先生が遅れてきて、残りの時間は何故か「イタリア人はめっちゃ遅刻してくる」という話をする講評もあったけど)
自分が教える側になると勝手なんですけど、「この作品、言うことないなぁ」って思うこともめっちゃあるんですけどね・・・
ただね、講評の時間に他の作品見ると分かるんですよ。
あぁ、僕の作品負けてるなぁって。これは講評貰えないだろうなぁって。
つれえ・・・つらいよ・・・一生懸命やってんだよ・・・
結果的に某N先生のアニメーションの授業だけを真面目にやるという方向性で制作することにしたんですけど、あれは辛かったなぁ。
卒業制作のアニメーションは本当に2カ月くらいずっと家に籠って制作し続けて、めっちゃ辛かったんですけど、提出して先生に見て頂いた後、先生に言われたんですよ。
「kainownくん、がんばったね」って。
これね~~~本当に嬉しくて、未だに覚えてるんです。
人生であんなに嬉しい誉め言葉はこれから先、一生ないかもしれない。
自分が尊敬する先生に褒めて頂けるって、本当に一生の宝になります。
多分これから八虎くんもそういう経験をするんでしょうけど、現役生は基本的にめっちゃ辛いよ。だって浪人生めっちゃ上手いもん。
RTX2080の中にGTX960が混じってる気分になるよ。
あと余談なんですけど、「あにめた!」というアニメーター漫画もめっちゃ面白いです。